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●15日 11時30分、目の前に夢にまで見た“ボールパーク”。

入り口前にいたスタッフも、更に巨大になった“今さら戻れるか!”オーラでなんなく突破。
ようやくボールパーク内に到着。「おぉ、当初の目的はチケットボックスを探していたのに、今はそれを通り越して球場内にいるよ〜。感激だね〜」……
駄目だ、チケットを手に入れなければ何も解決されない!
おかしな話だが、チケットを持っていなければ、入れないエリアで、チケットボックスを探すことになった。
チケットボックスを求め歩き出すと、メジャーの球場で良く見られる、ストライクアウト!やら、柔らかボールを打たせてくれるバッティングマシーン!やら、グッズ売り場がアチラコチラに!
「とりあえず、グッズでも見ますか?」てな事で、チケットボックス探しは後回しに。
「サインボール欲しくない?」「そうですね?」の流れで“MLB China Series 2008”公式ボール購入。値段は300元。コレがどれくらいの価値かというと、ゲームが終わった後に、食べた超高級店での北京ダックが、2人合わせて、約300元(日本円で約4500円)。高い、とにかくグッズ類は高い。(ちなみにニューエラ社の記念キャップ、記念Tシャツも北京ダックと同じ値段)
高級ボール片手に、先ほど目にしたストライクアウト!に挑戦。約2メートル先の9分割された的に向かって投げる! 投げる! 投げる! 投げる! …投げる! ……投げ…る………。
本当に只投げるだけ。係りのお兄ちゃんのド派手な「ストライクッ!」なんてアクションは当然なし。調子が上がらない、ベテラン打者の相手を勤める、打撃投手ばりに投げる事にも飽きたので、景品のツインズと、ナショナルズのステッカーを受け取り、次のバッティングマシンに。ここでは、調子の上がらないベテラン選手なみに打たされて、ジャイアンツとブリュワーズの鉛筆を渡された。うーーーーん微妙だ。
よし、次に移動。 次のコーナーはちょっと良かった。おもむろに、ドジャーズのユニホームを渡され、用意された帽子を被り、手にはバットも。手招きされる方向に向かって立つと、いきなり“パシャ”待つ事数分、なんとドジャーブルーに身を包んだ、オイラのベースボールカードが出来ているではないか! しかも、中々の出来だ!ムフフフ。
さーて、色々満喫したので本格的にチケットを確保しよう!と、行動を起こすことに。
フッと球場の外に目をやると、さらに物凄い行列が出来ていた。
「早くチケットを確保しなくては!」そう思い、周りのスタッフに今まで散々してきた、
「チケットボックスは何処だ?」の質問を連発。そして要約事態が飲み込めた。
ここにはチケットボックスはない!
外に並んでいる連中は、前売りで購入したチケットを片手に先ほどから延々と並んでいたのだ。だから、当然チケットボックスなど、ここにはないのだ。
ここで、タロリッチが動いた!
「俺外に出て聞いてきます!」と言い残し鉄柵の外へでていった。
……
しばらくすると、タロリッチが戻って来た。
「ようやく話が解る人間に会えました。ただ『今から車で1時間かけて取りに行け!』なんて言ってるんで、『それは出来ない!』って言い返してやりました。もう少し待ってください。」と言い残し、また交渉に向かった。
頼もしいぞ! タロリッチ! 解ったオイラはココで君の帰りをダイエットコーラ飲みながら待つ!ドッコラショっと!
のんびりコーラを飲んで、お菓子を頬張って、タロリッチの帰りを待っていると1人の男性が話し掛けて来た。
男「Is your name Mr.○○○○?」
俺「No! my name is ○○○○」
男「アレ、日本の方ですか?」
俺「そうです!」
オイラが彼の友人に似ていたので、話しかけたとの事。
その後も色々話しをしてみると、日本のスポーツ新聞の記者の方で、日本からわざわざこの試合だけを見にきたおかしな我々が、彼のアンテナに引っ掛かったらしく、取材を受ける事に。「掲載するか解らないけど」と言って別れたが、後に確認したところ、ちゃんと掲載されていた。「彼はこの先、日本を背負って立つジャーナリストになるであろう」と、確信した時、右手にチケットを持ったタロリッチがもどって来た。
タロリッチが交渉に交渉を重ね、先方にチケットを用意させたのだ。スゲー、タロリッチ!
これで、ようやくスタンドに入れる訳だ!
○ タロリッチ ドメス(2時間30分:粘り勝ち)●スタッフ連合
●プレーボールから、20分過ぎた13時20分、ようやくスタンドでゲームを観戦するも、ここまでの出来事で、お腹一杯な感じ。正直いうと試合の方は、あまり覚えていない。最終スコアは3-3。「あぁ、引き分け」って感じですね。ラスト3イニング位から、スタンドは物凄く寒くなり、途中で中国の人は、ほとんど帰ってしまった。試合事体も、なんか軽く流した感じがして、感動するプレーも印象に残るシーンも殆どなし!よっぽど、試合前の方がドラマチックだったな。
ただ、“パク”が、ドジャーブルー・#61のジャージを着て投げている姿は感動した。マイナー契約の彼は必死になって投げ、メジャー契約を勝ち取ってやる!という気迫がみなぎっていた。それに同じアジア人だし、応援するよ!チャンホ!
MLBも中国で、人気を獲得しようとしているんだったら、色々本気にならないと駄目ですよ。スタンドにいた中国の人たちは、全員では無いが、雰囲気に酔っている感じがした。まるで、昔のJリーグみたいに、その場にいるのがステイタスって具合に。ちゃんと、いつもTVの向こう側で見るようなプレーを、最初くらいはやっても良かったんじゃない?(正直、大事なこの時期だから難しいとは思うけど…)
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だが試合終了後“これぞメジャー!”と思わせる場面に遭遇。選手バスの中から手を差し伸べてサインに応じる姿。そうそう!そうこなくては! 相方のタロリッチが高級ボールを大きく突き出すと、何とそれを“マット・ケンプ”が受け取り奥にいた、“アンドリュー・ジョーンズ”にサインをさせて、戻してくれたのだ!
高級ボールが、超高級ボールになった!
よし! オイラだって負けない! パドレス側の選手バスに行ってサインを貰おう!
今まさに、バスに乗り込もうとしていた大男を捕まえサインをしてもらった!それが何と!……
誰? 誰なんだ? どなたか教えて下さい。

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