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消える魔球は3回まで!~幼心を熱くした野球盤

本日は泣かせるサイトをご紹介!
野球を愛する者なら必ず一度は熱くなった野球盤


“開場”となった歴史は古く昭和33年5月エポック社創業と同時に日本初の本格的ゲームとして発売された。
ちなみにこの年はミスターG長嶋茂雄が入団した年でもあり、野球というスポーツが庶民の間でかなりブームになっていたことと推測される。

エポック社HPによると初期版は60cm×60cmの木製でサイズは歴代最も大きな野球盤だったとか。
当時箱庭の野球場しかなかった日本プロ野球界。せめて野球盤だけでも大リーグ(メジャーリーグとは呼ばない)に追いつけ追い越せと開発者は思っていた、のかどうかは定かじゃない。
また盤に乗せるプレーヤーはこけし人形だったというから時代を感じさせる。

エポック社創立と同時に発売され、当初月産2000台の高級ゲームとして販売されたそうで、
初期版には変化球機能はまだ搭載されてなく、直球勝負オンリーの仕様!
なんとも男心をくすぐるシンプルな機能ではないか。



【初代野球盤】


【編集部員が初めてプレイした野球盤】


あくまで想像だが野球盤が最も売れたのはあの幻の変化球“消える魔球”が導入された時ではなかろうか。
そういえば対戦相手と『消える魔球はイニング3回まで』とかゲーム前に必ず取り決めしていたっけ。


【野球少年のハートをえぐった消える魔球付野球盤。メトロポリタン美術館に収蔵されてもおかしくないぞ!】


現在販売中のモデル、消える魔球はもちろんのこと、選手人形が野球盤初の立体人形で実際に投げ・打つ動作をする「アクションフィギュアシステム」や「守備位置変更機能」が装備され、約半世紀の歴史を持つ野球盤の唯一の欠点であった『静』から『動』への対応が追加。まさに画期的な野球盤革命が施されている。

また投球装置が盤面下に置かれ、ファールポケットが設置されるなど、スムーズに試合ができるようになり、試合時間短縮にも役立っている。



【昨年発売された現行モデル】


どうすればホームラン連発できるか、唸るような剛速球が投げたいっ!と競って闘った野球盤。ここまで読んで今再び心に火がつきそうな気がしませんか!押入れの奥にしまいこんであったらすぐに引っ張り出しましょう!今日からプレイ再開ですよ!

読者の皆さんの中でオリジナル秘投・秘打を持っているという方いらっしゃいましたら是非ココに書き込み下さい。お待ちしています!

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コメント (1)

nomar:

昔、DDFというスローピッチチームの忘年会の景品として野球盤をいただきました。埃かぶってますが、久しぶりにやりたくなりました。年末の忘年会で大会でもやりたいです。

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2006年11月21日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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