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左投げ右打ち。その素晴らしい世界。

最新の「週刊ベースボール」は、選手名鑑号。1年でもっともよく売れる号だという。

かつては「変な選手紹介」探しに熱中したことがある。毎年、横浜の佐伯選手が割と笑わせてくれて、昔は趣味特技の欄に「縦列駐車と車庫入れ」とかシュールな回答を寄せていて面白かった(ちなみに最新号では「設計」。なんやそれ=笑)

で、今年も読んでみました。とりあえず、千葉ロッテから読み進めるのが恒例。目が止まったのは、期待の外野手、竹原直隆。

「(1)1980.4.21生=27歳(2)左右…」

お、「(2)左右」。つまり左投げ右打ち!これはたいへん珍しいぞ。

左投げ右打ちというのは、イチローを中心に栄華を極める右投げ左打ちに比べて、左投げ=守るところが限られる、右打ち=1塁ベースに遠い、と何もいいことがないものなのだ。

これまでの長い野球人生、左投げ右打ちで通しつづけて、その上プロにもなった竹原。率直に感心する。ほめるぞ。

なんでこんなことを言うかというと、実はこのワタシがなんと左投げ右打ちなのです。少年時代から、右投げや左打ちをどれだけ羨んだことか。

で、ちょっと興味が出てきて、この選手名鑑の中で、ほかにも左投げ右打ちがいるのか、調べてみました。いましたよ。なんと6人も。

「2007年NPB左投げ右打ち倶楽部」

・竹原直隆(千葉ロッテ:外野手)
・セラフィニ(オリックス:投手)
・樋口龍美(中日:投手)
・ウィリアムス(阪神:投手)
・筒井和也(阪神:投手)
・ホリンズ(巨人:外野手)

あと、千葉ロッテの投手、木興拓哉(きこうたくや)は「左投げ両打ち」。なので、この「左投げ右打ち倶楽部」の準メンバーとなる。

ちょっと余談。普通左利きのギタリストって、当然、右利き用ギターと逆の順番に弦を張りかえて使っているわけだが(ポール・マッカートニー、ジミ・ヘンドリックスなど)、松崎しげるって、右利き用のギターを、そのまま(弦を張り替えずに)左利きで使っているらしい。この話と、左投右打はちょっと似てる? 似てないか。

ちなみに、竹原の趣味・特技は「エクセル」。セラフィニの出身高校は「セラ高校」。「左投げ右打ち倶楽部」、目が離せないぞ。

(ス)

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2007年02月14日 08:00に投稿されたエントリーのページです。

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