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NPBファンのためのMLB観戦ガイド

松坂も井川も無事に筆下ろしを済ませたわけですが、
国民から徴収した受信料を湯水のように投入して製作されるMLB中継を、
ただ「日本人選手」の結果をチェックするためだけに
視聴するのはあまりにもったいない話というべきです。
松坂や井川がベンチで休んでいる間、
つまりRソックスやヤンキースの攻撃時にも、
日本のプロ野球を見ているのと同じようなテンションで観戦するには
どうすればいいのか?
答えは簡単、「向こうの選手を日本の選手になぞらえて見る」、
これだと思うのであります。

そういうわけで、今回は
「NPBの選手はよく知ってるけど、MLBはそんなでも……」
という方々向けに、Rソックスとヤンキースの野手陣を
「この人だと思って見ればよろしい」ガイドをお届けいたします。
なお、異論反論オブジェクションがあれば是非コメントくださいませ。

<RED SOX>
1(遊)フリオ・ルーゴ
*80年代初頭(松本匡史のブレイク前)に仕方なく1番を打っていた頃の河埜和正。
2(一)ケビン・ユーキリス
*北川博敏。粘り強い選球眼とシュアなバッティング。ただし鈍足。
3(指)デビッド・オルティス
*アキレス腱断裂から復活した後の門田博光。
4(左)マニー・ラミレス
*中日時代の落合博満。唯我独尊のオレ流スラッガー。
5(右) J.D.ドリュー
*多村仁。攻守ともに高い能力有するも、すぐにケガする虚弱体質。
6(三) マイク・ローウェル
*阪神移籍後の片岡篤史。凡退したときの情けない顔が絶品。


7(捕)ジェイソン・バリテック
*90年代後半くらいの古田敦也。データ重視のインテリ捕手(ジョージア工科大卒)。
8(中)ココ・クリスプ
*入団2年目くらいの赤星憲広。ブレイクまであと一歩って感じの俊足センター。
9(二)ダスティン・ペドロイア
*一軍デビュー当初、まだ守備が不安定で外野をやらされたりしていた頃の荒木雅博。

<YANKEES>*松井秀喜欠場バージョン
1(中)ジョニー・デイモン
*大村直之。俊足巧打で淡白で弱肩。
2(遊)デレク・ジーター
*リーダーシップのある二岡智宏。
3(右)ボビー・アブレユ
*衣笠祥雄。すばらしき野球猿人!


4(三)アレックス・ロドリゲス
*「チャンスに弱い」と批判ばかりされていた80年代の原辰徳。
5(指)ジェイソン・ジアンビ
*90年代前半の広沢克己もしくは山崎武司。
6(二)ロビンソン・カノ
*セカンドを守っていた若手時代の小久保裕紀。
7(捕)ホルヘ・ポサダ
*晩年の木俣達彦。ワガママ投手陣の要求にじっと耐え、時々長打を放つ生え抜きオッサン捕手。
8(一)ダグ・ミンケイビッチ
*渡邊博幸。守備はうまいが打撃イマイチのファースト。
9(左)メルキー・カブレラ
*(矢野謙次+亀井義行)÷2。あるいは(林威助+赤松真人)÷2。

ご要望あれば、マリナーズ編その他もまたお届けいたしますよ。

(大)

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2007年04月10日 00:59に投稿されたエントリーのページです。

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