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山は動いた

どこでもキャッチボール 井上、行政に訴える



12/6付中日スポーツの一面を飾った見出し。

このコーナーでも以前から取り上げているように、今日本ではキャッチボールを行える場所が激減している。
それが引き金となっているかは定かではないが、野球熱が下がった誤解の要因はまさにキャッチボールができない環境にあると思えてならない。


同紙によると、
最近、名古屋市内を中心とした都市部から「キャッチボールができる環境が少ない」「公園で野球を禁止されている」などの声が中日ドラゴンズ選手会長・井上一樹外野手のもとに殺到しており、野球人気のためにも井上選手が人肌脱ぐ覚悟を決め、野球の原点であるキャッチボール普及へ、草の根活動を展開していきたい考えを示したそうだ。


そう考えるきっかけは、ある年配知人のひと言だったとか。

「孫とキャッチボールをしたいのだが、やる場所がない」。

道路上や近辺では危険だし、近所の公園へ出向けばと「キャッチボール禁止」の看板が掲げられている。ひと昔前までは、公園でのキャッチボール中に、近所のカミナリおやじの家の窓をガチャン、なんてことが日常茶飯事だったが、最近では安全性の面などから、すっかり“懐かしい光景”に。この知人に限らず、困っている人が多いことを知って、放っておけなくなったというのだ。

「地元でもっと気軽に野球ができる環境づくりに貢献したい」

井上選手は“キャッチボール普及プロジェクト名古屋支部長”として、地元の行政を通じて公園の規制緩和などを訴えていきたい考えを持っているらしく、ならば野球浴としても応援したい!
ともに行動ができればベストなわけで。

同じ志を持つ井上選手と是非意見交換をし、多くの野球好きが満足できるキャッチボールの場を設けていくよう努力していきたいと考えています。

(竹)

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2006年12月06日 09:19に投稿されたエントリーのページです。

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