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2007年09月 アーカイブ

2007年09月04日

前田智徳をめぐる、個人的思い出話


95年というから、もう12年前の話。
その日、時間が空いたワタシは
「神宮でも行くか」というわけで、
外苑前の駅からテクテク歩いて球場へ到着。
すでに試合は始まっており、足早に正面入口のチケット売り場へ向かうと、
そこにサイレンを点灯させた救急車が滑り込んできた。
「おっ、ファウルボール直撃か? もしくは急性アル中かね?」
などとノンキなことを考えながらその脇を通り過ぎたのですが……。
それが、アキレス腱を切った前田智徳を
搬送するための救急車だったと知ったのは、
夜のスポーツニュースを見たときでした。

あれは松坂プロ初登板の日だったから、99年の話。
その日、所用があって広島にいたワタシは、
「ホントは東京ドームで松坂見たかったな」
と思いながら、市民球場のスタンドに座っておりました。
プレイボール直前、カープの選手がグラウンドに登場。
目をやると、その中に奇妙な格好でキャッチボールをしている選手が。
そいつは、バッティングフォームの格好をしながらキャッチボールをしていたのです。
トップの位置にグローブを構え、そのままの態勢で捕球。
で、気のない球を相手に投げ返すと、またバット……じゃなくてグローブを構える。
もちろんその男とは、稀代の打撃バカ・前田智徳でありました。

数々の“前田都市伝説”の中でワタシが最も好きなのは、
イチローに「内野安打なんか打って本当に嬉しいか?」と問い詰めたという話です。

(大)

2007年09月07日

“誉める”ことの大切さ

つくづく思うことがある。日本人ってなかなか人を誉めないなぁって。

私自身完全なる“誉めて伸びるタイプ”と自認しているわけだが、正直このブログを読んでおられる読者の多くは、今ディスプレーの前でダチョウ倶楽部のようにオレもワタシもと手を挙げているのではないでしょうか?

そもそも日本人って何故こうも誉め下手な民族なのだろうか?どうもネガティブイメージが強すぎるんだよね。


代表的な日本人的誉め言葉を挙げてみる。

厳しく指導し続け、最終の最終において目的達成した後、
『お前を信じてここまで来てホントに良かった!お前はやれば必ずデキる奴なんだ!』
と涙ながらに語るスポ根台詞。
よく聞きますよね。


ワタシは思います。
誉めるなら何故最初から誉めないのかと。
人間っていうモノは単細胞動物。最後の最後で誉められるのことを一度覚えてしまえば自然と途中過程において知らず知らずサボってしまうものなのだ。

だからハナから誉め続ける。誉め殺しでもいいくらいに誉める。誉め馴れていないうちは戸惑っても、誉められることが快感に変わると人間って不思議なもので何言われなくても創造力を働かせてしまうものなのだ。

なんでもポジティブにニコニコ笑顔で誉める。
これって野球の世界にも十分通じる話って思うわけです。
誉めて伸ばそう!選手の力。
なにやら西武・伊東監督が今年で解任されるとか。
もう少し選手を誉めてあげれば状況も変わっただろうに…。

今日から皆さんも肝に銘じて実践してみて下さい。
そうすれば自然と接する仲間も誉め始めることでしょう。

【この奥方もタイミングの良い誉め方でダンナを超一流に進化させました】


(竹)

2007年09月12日

なんか似てない?この2人


「選挙で惨敗したのだからやめろ」と言われたのに意地を張ってやめず、
それなのにテメェの都合が悪くなるとあっさりやめてしまう総理大臣。


「もう無理なんだから監督に専念しろ」と言われたのに意地を張って選手をやめず、
それなのにテメェの体調が悪いとなると全然試合に出ないプレイングマネージャー。

この2人を見ていると、つくづくこう思います。
地位は自分でつかみとるもの。お膳立てされてトップになったエリートは弱い!

小沢一郎の不敵な笑みが、なんだか野村克也の顔にダブってくるような……。

(大)

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