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山崎武司は男の中の男である

みちのくの主砲・山崎武司がまたまた吼えた。

22日のソフトバンク戦。相手先発は“ミスター二重契約”パウエル。
そして、パウエルと山崎武司にはこんな因縁があった。
(以下、太字部分の出典は23日付日刊スポーツ)

2人の因縁は、3年前にさかのぼる。パウエルがオリックスにいた05年、山崎武は死球で右手薬指を剝離(はくり)骨折。さらに、同投手が巨人に移籍した06年にも、交流戦で死球を受け、右手中指と薬指を骨折した。

そして、あろうことかこの日も、3回二死無走者という場面で、
パウエルはまたもやブチ当ててしまったのであった。

「2死走者なしなんて、絶好の当てるところだしな。中日の大先輩、大石さん(ソフトバンク・バッテリーコーチ)がなだめてくれたから、行かなかったけど、そうじゃなかったら…」

とコメントした我らが山崎武司は、さらにこう続けた。

「あきれるというか、寂しいよ。自分がどういう経緯で野球をやらせてもらっているか考えたら、あんなことできないだろう。日本の野球をなめている。野球をやろうぜ。助っ人なんだから。売られたケンカは買うよ。やるなら、バットとボールを置いてマウンドでやるぞ」

どうですか、この、涙が出るほどに美しい正論は!
「自分がどういう経緯で野球をやらせてもらっているか考えたら、あんなことできないだろう。日本の野球をなめている」
まったくその通り。異議なし。よくぞ言った!
ミエミエのウケ狙いで、パウエルを「お金クン」とか言ってた
某大物選手(長期療養中)とは発言の中身のレベルが違う。

思えばタケシは、昨年も“日本をなめているガイジン”に噛み付いていた。
「(勝負を避けられたことに対して)野村監督はバカ」(8月26日、楽天戦後のローズ)
「お前がバカだ。お前のタイトルのためにプロ野球をやってるんじゃない。日本に10年もいて、そんなことが分からないほうがバカ」(8月27日、3安打2発5打点の山崎武)

だから、今回の発言も“山崎vs.パウエル”の私怨に矮小化してはいけない。
キーワードは「日本をなめるな」である。

(オースギ)

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コメント (1)

お金クン!:

>ミエミエのウケ狙いで、パウエル
>を「お金クン」とか言ってた
>某大物選手(長期療養中)とは発
>言の中身のレベルが違う。

同意!
「お金クン」はお前や!

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2008年04月24日 00:28に投稿されたエントリーのページです。

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